草刈りにかかる料金相場は?追加料金や業者選びのコツまで解説

自分でやってしまえば無料の草刈り作業。でも時間がなかったり範囲が広すぎたりで、自分一人ではなかなかできないものですよね。

そんな時は業者に任せてしまうのが一番です。

ですが、業者に任せると必ず必要なのが「作業料金」。人に任せる以上、無料ではやってくれません。

とはいえ、もともと無料の作業を料金を払ってやってもらうとなると、

  • いったいいくらかかるのか?
  • 料金は適正なものなのか?
  • 安い業者と高い業者があるけど違いはなんだろう…、

と気になることが盛りだくさん。

今回の記事では、依頼先ごとの草刈りの料金相場、メリット・デメリット、安く抑えるコツについて紹介します。

料金相場がわかるだけではなく、あなたの状況に合わせた依頼先を決めることができるようになります。ぜひ最後までお読みください。

現在・
LINE登録期間限定キャンペーン中!】

1 草刈りにかかる料金の算定基準

草刈りにかかる料金の算定基準

一般的な草刈りとは、「刈り倒し」(ただ草を刈るだけの作業)がメインとなり、刈り倒し料金は「作業時間」もしくは「作業面積」のどちらかで決まります。

※業者によって異なります。

他にもやっておいた方がよい作業として、草を生えにくくするための「除草剤散布」「防草処理」や「刈った草の処分」があります。

料金は、

  • 草の処分…処分する草の量
  • 除草剤散布…必要な薬剤の量や薬剤の種類
  • 防草処理…施工面積

これらの要因で変動し、追加で頼む際は別途料金が発生します。

2 草刈り業者の選び方

  • 手間をかけたくない
  • 予算が1万円以上はある
  • 急斜面がある
  • 50平米以上ある
  • 急いでいる

上記チェックリストに3つ以上チェックが入ったら、業者に依頼することをお勧めします。

また、草刈り作業は実は危険作業です。怪我をしないためにも、業者にお任せすることには大きなメリットがあります。
参考:消費者庁 刈払い機による事故に注意しましょう

自力ですべきか?業者に頼んだ方がいいか?を判断する際に、活用してみてください。

現在・
LINE登録期間限定キャンペーン中!】

3 4,000円近く費用を抑えられるコツ3選

以下3つのコツを実践することで、通常よりも草刈り料金を安く抑えることができます。

  1. 草むらの石やゴミ、枯れ木を取り除く
  2. 木の周辺など費用の上がる場所は自分で草抜きする
  3. 草の状態や立地で業者を使い分ける

コツ(1)草むらの石やゴミを取り除く

草刈り中に石やゴミが飛んで、ガラスが割れたり、車を傷つけたりすることがあります。場合によっては数十万円もの被害が発生することもあり、大変危険です。

業者は経験上よく理解しているため、草刈り前に石の撤去やゴミ拾いを行います。これらをすべて任せているとその分時間もかかり、結果的に料金が高くなってしまうのです。

業者が草刈り作業のみスムーズに行える状況に整えておくことで、費用を抑えることができます。

可能であれば、作業日前日までに石やゴミを撤去しておきましょう。

コツ(2)木の周辺など費用の上がる場所は自分で草抜きする

木の近くの作業ではキックバック現象が起きやすいため、時間がかかり料金が割高になってしまいます。

キックバックとは

刈刃が樹木に接触した瞬間に、草刈り機ごと、人が振り回されるほど強く跳ね返され、人や物に刈刃があたって事故が起きることをいいます。

木の周辺の草抜きだけは自分で済ませてしまい、広い部分だけを業者に任せる方が費用が安く済みます。

料金を抑えるために、事前に樹木周りの草抜きを済ませておくようにしましょう。

コツ(3)草の状態や立地で業者を使い分ける

コツ(3)草の状態や立地で業者を使い分ける

作業時間が読めない大変な現場では、時間がかかるにつれて追加料金が発生してしまうので、時間単価では損をします。次のパターンで業者を使い分けると、損をせずお得に依頼をすることが可能となります。

  • 面積単価の業者に依頼…草丈1m以上、急斜面での作業
  • 時間単価の業者に依頼…草丈1m未満、平坦地での作業、狭いスペースでの草刈り

問い合わせの際に「面積単価ですか?時間単価ですか?」と料金設定を確認し、自分の草刈りシチュエーションで一番お得になる料金設定の業者を選ぶようにしましょう。

4 片付け110番の草刈り事例

実際の草刈り事例を写真・請求金額とあわせてご紹介しますので、便利屋に依頼する時の仕上がり具合や料金感を知る参考にしてみてください。

200平米の草刈り機での刈り倒しのみ

200平米の草刈り機での刈り倒しのみ

広さ 200平米(60坪)
作業内容 草刈り機での刈り倒しのみ
御請求金額 35,640円(税込)

86平米の草抜き(手抜き)・43平米分の防草シート設置・草の処分

86平米の草抜き(手抜き)・43平米分の防草シート設置・草の処分

広さ 86平米(26坪)
作業内容 手での草抜き86平米分(26坪)、43平米分(13坪)の防草シート設置、抜いた後の草処分
御請求金額 81,000円(税込)

まとめ

費用を抑えたいと思ったら、草刈りの邪魔になる石を撤去したり、キックバックの原因となる樹木周辺だけは自分で草抜きしたりといった工夫が有効です。

また、草刈り場所や草丈で業者を使い分けることで、よりお得に進めることができます。

この記事が草刈りの料金について知りたいあなたの役に立ち、お得に草刈りする手助けになれば幸いです。